
【不登校】についての、ご質問にお答えいたします。
おはようございます。
札幌プロフェッショナルサポートの秋山です。
新型コロナウイルスの影響でメンタル面にも、不安、ストレス、イライラ、緊張、など様々な問題が出てきている方が増えています。

学校の対策として、臨時休校を行うなど子供のメンタルケアの問題もあります。
そこで今日は、先日お子様の不登校でお悩みの親御様よりご質問をいただきましたので
そのご質問に対してのお答えした内容を、書いていきたいと思います。
※もちろん、プライバシー保護の為に個人を特定できる内容は伏せさせていただきます。
また、ご質問をいただいた場合にも勝手にブログなどに投稿する事はありませんのでご安心ください。
では、本題です。
質問メールの本文が割愛いたしますが、ご質問内容は以下の通りです。
Q.娘が不登校で家に居る時は元気なのですが、学校へ行こうとすると具合が悪くなってしまう。
A.娘様が不登校ということでとても不安なのではないでしょうか。
しかし、家では楽しく元気に過ごしていることから家では心理的にも安定している事と思います。もしかすると、お母様と過ごす時間が欲しいのかもしれませんね。
学校に行くとなると体調が崩れてしまうというのは、娘様は脳の意識の部分では学校に行かなくては行けないと考えているが、その想いとは裏腹に体は不調になっていると考えられます。
ここで少し、脳の仕組みについてお話します。
脳には、意識(1割)の部分と無意識(9割)の部分が存在します。
この無意識の部分は否定語は認識できません。
例えば、〜しなくてはいけない。と意識で考えると無意識では、〜できていない。イメージが脳に描かれ、そのまま体に指令を出してしまいます。
今回の娘様の場合では、意識で学校に行かなくてはいけない。と考えれば考えるほど無意識では、学校に行けていない自分がイメージされ体調を崩していると考えられます。
また、過呼吸というものは言いたいことが言えていない時に多く起こる症状です。娘様の中に何か言いたい事を我慢している可能性もありますので、じっくりお話を聞いてあげてください。
お母様が娘様に、学校に通って欲しいという気持ちはわかります。
しかし、その気持ちが娘様に伝わりプレッシャーとなり「学校に行かなくてはいけない」と考えてしまうと逆効果です。
学校に通うことを目標と考えずに、娘様の心が自然になることを目標と捉え、娘様と向き合ってみてください。
最後にご質問に対してです。
Q.このまま休んで良くなることはあるのでしょうか?
A.改善される可能性は0ではこのまま休んでいるだけでは、症状が良くなることはないと考えます。
Q.催眠療法で学校に行けるようになりますか?
A.催眠療法では脳の無意識の部分に直接アプローチし、いっぱいいっぱいになっている脳をリラックスさせ自然な状態に戻しますので、催眠療法直後は
学校に行けるかもしれませんが時間が経つとまた通えなくなる可能性もあります。根本的な解決ができていないからです。
催眠療法に加え、カウンセリングや心理テストを行うことをお勧めします。
来所される場合は、お母様も一緒にカウンセリングや催眠療法を受けることをお勧めいたします。
そして、娘様とお母様がしっかりと向き合い2人で乗り越えて行くことが大切だと考えます。
娘様の心が1日でも早く自然な状態に戻ることを願っております。
それでは、ご連絡お待ちしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
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