
【拒食症】についてのご質問にお答えします。
おはようございます。 心の専門 札幌プロフェッショナルサポート代表カウンセラーの秋山です。
昨日、安倍首相が会見を行い緊急事態宣言の期間は5月6日までとの考えは変わらず、解除の条件については、今は判断するのは難しいとの事でした。
外出自粛についても、強く要請をしていました。
外出自粛は、様々なストレスを感じやすくなります。
そこで、今日は【拒食症】についてご質問をいただきましたのでお答えしていきます。
質問内容は、割愛させていただきますが20代女性からのご相談です。
この女性は、食事の時には家族にばれないように食べているふりをしているが、それも限界だと感じているようです。
栄養を取らなくてはいけないと考えているが、食事を取れないとの事でした。
では、返信内容です。
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心の専門 札幌プロフェッショナルサポート代表カウンセラーの秋山です。
現在、食事についてお悩みのようですね。
メール内容から苦しんでいる様子が伺えます。
しかし、食事や体の事で悩むという事は決して特別ではなく若い女性にはごく自然なことですので、安心してくださいね。
最初にお伺いしたいことがあります。
それは、現在何か不安に感じていることはありませんか?ということです。
拒食症でお悩みの方の大半が慢性的な不安を抱えている場合が多く、その部分を解消することが先決だと考えられます。
文中の「なるべく食べているように見せていますが、それも限界です。」
というのは、家族に隠すこと。装った自分でいることが限界ということだと感じます。
自分の心に正直になってみてはいかがでしょうか。
もし、ご家族にご相談していないのであれば一度話し合いの場を設けて打ち明けてみて下さい。必ず心が楽になるはずです。
食べたいと思った時に食べる。と考える事も良いのかもしれません。
次に、「拒食症で悩んでいます」という部分がありますが、病院での診断を受けられたということでしょうか。
もし、ご自身の判断で拒食症と考えているのであれば
少し気をつける必要があります。
それは、ご自身の思い込み、暗示により脳が反応し、体に影響を与えている可能性があるからです。
ここで、少し脳の仕組みを説明させてください。
人間の脳というのは、意識(顕在意識)1割、無意識(潜在意識)9割で成り立っています。
普段の生活で意識できている部分は脳の1割しかないということです。
この1割の意識の部分で、「栄養を取らなくてはいけない」と考えれば考えるほど9割の無意識の部分では「栄養を取れていない自分」をイメージして体に指令を出します。その結果、食べ物を拒否するということにつながるのです。
これは、無意識の部分では否定の言葉を理解する事ができないからです。
〜しなくてはいけない。
〜じゃなくてはいけない。
普通に〜しよう。
などです。
ご質問にありました催眠療法のことですが、催眠療法では、この脳の9割の無意識の部分へ直接働きかけ自然な状態へと戻していきます。
そのことにより、自然な脳の状態、自然な体の状態、自然な心の状態へと戻り、本来の○○さまに戻っていくでしょう。
本当の意味で、今の自分を受け入れ改善に向けて進んでいきましょう。
○○さまのお悩みの改善に向けて、お力になれればと考えております。
それでは、ご連絡お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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今回は、拒食症についてのご質問でした。
拒食症の他には過食症などでお悩みの方も、ご相談に来られています。
これらは、慢性的なストレスが原因の場合があります。 直接、食事改善をするのももちろん良いですが、心をクリアにする事もとても大切です。
是非、ご自身のお気持ちに正直になってみてはいかがでしょうか。
頑張りすぎは要注意です。
既に、頑張っているはずなので。