うつ病

特徴と症状

うつ病とは

人は、日常生活のなかで、無意識に、我慢、ストレス、緊張、抑圧、葛藤、自己嫌悪などによりエネルギーを失ってしまうことがあります。
憂鬱感や無気力感が長期間続き、回復せずに日常生活に支障をきたすような状態を、うつ病と言います。
また、気分が落ち込むなどの心の症状だけでなく、だるさ、不眠、頭痛、食欲低下などの身体の症状もあらわれます。
心と身体のアンバランスから、引き起こす病気とも言われます。

 

うつ病の症状

  • 抑うつ気分

  • 不安・あせり

  • 消えてしまいたい

  • 興味または喜びの喪失

  • 意欲の低下

  • 自己嫌悪

  • 会話の内容が頭に入ってこない

  • 睡眠障害

  • 食欲の減退

  • 疲労感・倦怠感

  • 動悸・息苦しさ・口が渇くなど

  • からだの重さや痛み

パニック障害

特徴と症状

パニック障害

(PD パニックディスオーダー)

とは

突然、死の恐怖を感じるほどのパニック発作が表れ、そのショックからまた発作が起きてしまうのではないかという予期不安や恐怖に襲われる。外出するのが困難になり日常生活にまで支障をきたしてしまう病です。
今まで普通にできていたことが一瞬にして出来なくなってしまったり、絶望感などから鬱(うつ)などの心の病の症状にまでも併発してしまうこともある。

発作は個人差はあり、30分程度で治まるといわれていますが、それぞれの病状によって時間発作が長くも短くもなります。
パニック障害は心的外傷後ストレス障害(PTSD)に症状がよく似ていて、溺れた経験がきっかけで、水に浸かるのが怖くなったり、海に近づけなくなったりすることもあります。これらは、予期不安や恐怖を意味します。

原因は未だはっきりとは究明されていませんが、脳の伝達経路内で誤作動が生じ、セロトニンという脳内伝達物質が正常に作動されないことから、副交感神経が正常に働かずこのような発作を引き起こしてしまう説があります。

日本人では、100人に2、3人の割合でパニック障害の症状が出ると言われていますが、最近ではそれ以上かも知れません。

パニック障害(PD)による発作の症状

・動悸
・呼吸が急に苦しくなる
・胸が急に苦しくなる
・吐き気、腹部の違和感
・めまい、ふらつき
・身体や手足のしびれ
・身体のほてりや寒気

離人症・離人感

特徴と症状

離人症、離人感とは

近年、若年層に増えている現実感のない離人症、離人感。
この症状は、今までに積み重なった自分に合わない固定観念(ものの観方、考え方、受け取り方)が葛藤を起こし、心(気持ち)、頭(思考)身体の三角形のバランスが乱れ、何らかのきっかけで症状として出てきたものです。

いつもと景色が違って見えたり、普段自然に接していた人がその日は違う態度や行動に見え違和感を感じてしまう。

自分が存在してる実感が無く、何をしても、心(気持ち)、頭(思考)、身体の言動がバラバラでどれが本当なのか迷ってしまう。

会話しても、何か違うと言う非現実感や違和感を感じる事がある。
現在の状況が夢のような感覚で、他人に説明するのが難しい。

仕事や学校でも、記憶も曖昧になります。

仕事してる自分も違和感があり、周りの世界が違って見え、緊張、不安感でいっぱい、精神的に不安定な一日となり苦痛を感じます。

他には、自分が自分を常に上から監視しているように感じ何もできない。

このような症状は長年積み重なった心(気持ち)と頭(思考)の葛藤から起きるもので、ケアにも時間がかかります。
しかし、現実感を取戻し本来の自分を取戻し、元気になって生活できる症状でもあります。

離人症、離人感の症状

・現実感がなくなる
・どこか他の空間にいるようで遠近感が無い
・きれいな景色を「きれい」と感じられない
・体がフワフワと浮いている感じで歩いている感覚がない
・感動的なことや、悲しいことを感じにくい
・手や体が自分の物ではないように感じる
・自分の行動を他人事のように、客観的に外からみている感覚になってしまう

PTSD

特徴と症状

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは

突然のショック(災害、犯罪、事件、性的暴行、虐待)の被害を経験することによって生じる精神的障害です。

同じ経験しても、発症する人としない人がいます。
性格や精神障害の家族など様々な要因が発症に影響すると言われています。
過去のショックな体験が繰り返し思い出され、夢に出てくることがあります。

このような症状が1ヶ月以上持続し自覚的な苦悩や苦痛、社会的機能の低下がある場合、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と判断されます。
また、健忘、現実の喪失、感覚や感情の麻痺などが1ヶ月以内に強く現れている場合は、ASD(急性ストレス障害)といわれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と区別されます。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)による症状

・生きている気がしない
・離人感を感じる
・他人が鬱陶しい
・無感情になる
・人前が苦痛になる
・突然の吐き気、手の震え
・不眠症状、不安感

・過食、拒食症、アルコール依存
・トラウマ、悪夢を繰り返し見る
・記憶がとぎれる

対人恐怖症

特徴と症状

対人恐怖症とは

他人が怖いのではなく、自分が人からどう思われ、見られているのかが、不安で恐怖を感じる症状。
他人から見ると、何てことないが本人にとってはとても辛く苦しくどうしようもない。
過去の辛い出来事や、家庭環境などが、原因となって発症することもあります。
また、身体に異変が起こることがあります。
これらの症状を苦に寝付けなくなってしまったり、症状を隠したり自分と他人を比較して落ち込むなどの悩みに常に振り回され、鬱(うつ)状態へと移行してしまうケースが多い。
このまま一生続くのでは・・という不安・恐怖に襲われ、自分の居場所が見つからないなどの様々な症状です。

対人恐怖症の症状

・人前でとても緊張する
・手の震え
・表情がひきつる
・視線が気になる
・目を見て話ができない
・人前に出ると多量の汗をかく
・息苦しさ
・吐き気
・無理な自分をつくってしまう
・人前が、憂鬱

適応障害

特徴と症状

適応障害とは

社会的機能が低下し、通常の社会的活動が行えないほどの障害です。これらは、情緒面や行動面にある症状を伴って現われます。

症状は、ストレス因子よって確認することが出来、発生から3ヶ月以内に認められることが多い。
これらの症状は、ストレスを引き起こす要因に対して、反応があまりにも大きくその出来事よりも、ショック状態のほうが数段大きい反応であるといえます。

この症状は、短期間で消失する場合と6ヶ月以上にわたり慢性的にみられる場合があります。

適応障害の症状

・不安、抑うつ、焦燥などの情緒的症状

・不眠、食欲不振、倦怠感、頭痛、腹痛などの身体症状

・遅刻、欠勤、早退などの行動症状

・コミュニケーションを上手く取れない

・過度な思い込み

自律神経失調症

特徴と症状

自律神経失調症とは

不規則な生活や習慣等により、自律神経のバランスの乱れから様々な身体の不調のこと。

神経は、脳脊髄神経と自律神経とに大別されます。自律神経とは主に心臓や胃腸、内分泌系器官を司り、体温、食欲、汗腺など諸器官の調整をしています。
活動的な「交感神経」と、非活動的な「副交感神経 」という、相反する2つの神経のバランスで成り立っていますが、身体的な要因や精神的ストレス、生活環境など、様々な原因により自律神経のバランスが乱れた状態を『自律神経失調症』と総称されています。

自律神経失調症の症状

・体の一部分の痛み

・具合の悪化

・精神的な落ち込み

・多汗

・腹痛

・頭痛


自律神経失調症は外部からの刺激に対して、自律神経が身体を守ろうと防御反応を起こして発症するものです。
仕事や人間関係の悩みや恐怖心など、精神的なものだけでなく、暑さや寒さ、痛さ、病気、怪我、睡眠不足、騒音、空気汚染など、外からの刺激や抑圧を跳ね返そうとする心がストレスに変っていくものです。

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